選び方・活用方法

標的型メール攻撃対策サービスの選び方や
活用方法をご紹介します。

リスクから知る

特定の企業や個人を狙い、信頼関係を利用して侵入するサイバー攻撃

標的型メール攻撃とは?

標的型攻撃メールとは、特定の企業や個人を狙い、あたかも関係者や取引先から送られてきたかのように装って送信されるメール型のサイバー攻撃です。受信者を信用させたうえで、リンクのクリックや添付ファイルの開封を促し、マルウェア感染や情報漏えいを引き起こすことを目的としています。

マルウェア感染をすると甚大な被害が出る

「もしもの話」ではない、すでに起きている現実

実際に発生している「標的型攻撃メール」のインシデント

報道や公表資料では、以下のようなメールを起点とした標的型攻撃による被害が繰り返し確認されています。これらはすべて 特別なケースではなく、通常の業務の中で発生しています。

このように、メール1通をきっかけとして、情報漏えい・感染拡大・金銭被害など、深刻なインシデントへとつながっています。

  • 実際に起こったインシデント例
  • 取引先や社内関係者を装ったメールにより、不審な添付ファイルを開封
  • 偽のログイン画面へ誘導され、ID・パスワードなどの認証情報が窃取
  • 感染した端末を踏み台に、社内外へ不正メールが拡散
  • 振込依頼を装ったメールにより、誤って金銭を送金

標的型メール攻撃による被害のインシデント一覧

発生・公表時期 組織名 流出数 インシデント種別 インシデント内容 被害の実態とその後の対応

2026年4月

某IT企業

約11億円

CEO詐欺(BEC)

経営層を装ったメールで送金指示

  • 従業員が送金
  • 銀行通知で発覚
  • 警察対応・対策本部設置

2024年1月

某医療機器
メーカー

約2億円

CEO詐欺(BEC)

取引先を装い振込先口座を変更させ送金

  • 不正送金発生
  • 内部調査とセキュリティ対策強化

2023年

某国内大学

約4,300件
(情報)

フィッシング型攻撃

偽ログインサイトへ誘導し認証情報を窃取

  • アカウント無効化
  • 全学調査、パスワード変更対応

2021年10月

某公立病院

約2ヶ月
業務停止

ランサムウェア(LockBit)
※メール・外部侵入を含む複合経路

院内システムにランサムウェアが侵入し、電子カルテを含む基幹システムが暗号化され、診療が停止

  • 電子カルテを含むシステムが全面停止
  • 診療継続が困難となり紙運用へ移行
  • 通常診療が約2ヶ月停止
  • 復旧費用は約7,000万円規模

2020年代
(複数発生)

某電力会社ほか

数千件規模

Emotet

添付ファイル開封による感染拡散

  • ネットワーク隔離
  • 端末調査(全社対応)
  • 内部調査とセキュリティ対策強化

2020年代

某飲食企業

約280件
(情報)

Emotet

感染端末からメール情報流出

  • 関係者通知、再発防止策実施

2020年代

某不動産
管理会社

約6,400通
(拡散)

Emotet

感染端末を踏み台に不正メール送信

  • 端末隔離、外部通知、調査対応

※クオリティア調べ

標的型メール攻撃によって

数千万円〜数十億円規模の被害を受ける…

Emotet(エモテット)とは?

Emotetは、メールを主な感染経路とするマルウェアの一種です。実在のメールのやり取りを模倣し、返信形式で送られるなど非常に自然な文面が特徴です。
添付ファイルを開くことで感染し、端末内の情報を窃取するだけでなく、過去のメール情報を利用して社内外へ自動拡散します。
さらに他のマルウェアを呼び込むことで、被害が連鎖的に拡大する可能性があります。

CEO詐欺(ビジネスメール詐欺)とは?

CEO詐欺は、経営者や取引先になりすましたメールにより、金銭や機密情報を騙し取る攻撃です。
攻撃者は事前に企業の情報を調査し、自然な文面で信頼関係を装ったうえで、振込指示や機密情報の送付を依頼します。
技術的な検知では防ぎにくく、ユーザーの判断を狙うため、実際に数億円規模の被害が発生している非常に危険性の高い攻撃です。

一見すると通常の業務メールに見える攻撃の特徴を解説

実際に届いた標的型メールの例

こちらは実際に企業に届いた標的型メールの一例です。取引先や社内担当者を装い、自然なやり取りを装っているため、一見すると不審なメールとは気づきにくいのが特徴です。
パスワード付きファイルの添付や、実在する人物になりすました署名など、ユーザーの信頼を利用して開封や操作を促します。
このように、現在のメール攻撃は巧妙に作り込まれており、単純な見た目だけでは安全性を判断することが難しくなっています。

攻撃の進化により、従来の対策では防ぎきれない時代へ

標的型メール攻撃と対策の進化

標的型メール攻撃は、手口を変えながら進化を続けてきました。それに対抗するため、メールセキュリティもパターン検知やサンドボックスなど、さまざまな対策が導入されてきました。
しかし現在では、それらの対策を前提にすり抜ける攻撃が増加しており、従来の「検知して防ぐ」対策だけでは対応が難しくなっています。
ここでは、攻撃と対策の変化を整理しながら、現在求められるメールセキュリティのあり方を解説します。

長期的に安心して運用できるサービスを選ぶために

標的型メール攻撃対策サービスを選ぶ際のポイント

すり抜ける攻撃への
対応力

従来のパターン検知だけでは、巧妙化した攻撃や未知のマルウェアを防ぎきれません。
サンドボックスなどのふるまい検知を含め、検知をすり抜ける攻撃にも対応できるかが重要です。

添付ファイルを
安全に扱える仕組み

メール攻撃の多くは添付ファイルを起点として発生します。
分離やプレビューなどにより、ファイルを開く前に安全性を確認できる仕組みが求められます。

ユーザーに依存しない
運用ができるか

セキュリティ対策をユーザーの判断や教育に頼るだけでは限界があります。
日常の業務フローを変えずに、安全な利用を仕組みとして実現できるかが重要です。

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使い方を知る

設定からフィルタリング後の受信の流れ

ご利用イメージ

01 管理画面でメール受信ルール(ポリシー)を設定

Active! zone SSの基本機能は、Web管理画面から簡単に設定できます。各機能(アクション)と適用条件を組み合わせることで、どのメールをどのように処理するかを柔軟に制御でき、自社の運用に合わせたセキュリティ対策を実現します。

02 直感的な操作で、受信時にメールの安全性を確認・通知

添付ファイル分離

  • 受信メールに挿入されたURLからActive! zone SSにアクセス
  • パスワードを解凍
  • アンチウイルス/サンドボックス処理
  • 添付ファイルの画像化表示
  • 対象ファイルのダウンロード

アンチウイルス/サンドボックス処理

添付ファイル画像化

  • 1 添付ファイル画像化

添付ファイルをブラウザ上で、画像として表示
事前にファイルを目視でチェック

  • 2 ダウンロード形式
  • 原本のままダウンロード
  • マクロ除去してダウンロード
  • 画像変換してダウンロード
  • PDF変換してダウンロード

※DL形式は管理者で指定可

送信元の国名表示

◉送信元の国名表示
メールの配送経路を国旗として表示
ユーザーに気づきを与え、脅威への対策を促す

◉送信元の国名表示(本文挿入)
メールの配送経路をメール本文内に自動挿入
注意文言も加え、ユーザーへ周知をさせることも可能

03 特別な操作や教育に頼ることなく、最新の攻撃にも対応できる運用が実現

直感的にわかりやすいポリシー設定画面

フローチャート方式の設定画面でポリシーを明確化。フィルタリング機能で細分化した設定を組めるので運用に沿った柔軟な設定が可能です。

メール攻撃の特性を利用し脅威を見える化

メールの配送経路を国旗で表示。メール攻撃が複数サーバーを経由する特性を利用して、ユーザーがメール攻撃に気付きやすくします。

メールからファイルを分離して、確認や無害化してからダウンロード

添付ファイルをメールから分離し、ブラウザ上でプレビュー表示が可能です。目視で確認したファイルはマクロ除去など無害化処理を行った上でダウンロードできます。

パスワード付き添付ファイルにも対応!

パスワード付きのZipファイルやOfficeファイルを分離したブラウザ上で復号することができます。

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比較して選ぶ

他社のサービスとの違いをわかりやすく

標的型メール攻撃対策サービスの比較ポイントを一目で

メールセキュリティ製品は数多く存在しますが、対策の考え方やアプローチには大きな違いがあります。
ここでは、一般的なメールセキュリティとActive! zone SSの違いを整理し、どのような点で優れているのかを分かりやすくご紹介します。

比較ポイント 一般的なメールセキュリティ 標的型メール攻撃対策サービス
Active! zone SS

対策の基本

検知・ブロック中心

検知+ブロック+可視化

添付ファイル対策

開封前提(ユーザー判断)

分離・ブロックで安全に開封

スパムメールの処理

タグ・マーキング配送

ユーザーには配送せず隔離

パスワード付きZip

検査できないことが多い

分離・解凍(展開)・検査が可能

未知マルウェア

一部対応(サンドボックスのみ)

サンドボックス+分離+可視化で対応

なりすまし・判断支援

ユーザー任せ

メールヘッダー情報の可視化で判断しやすい

感染リスク

開いた時点でリスクあり

開く前に確認できる

運用負荷

教育・注意喚起が必要

いつもの運用のままでOK

比較から分かる通り、従来のメールセキュリティは「検知とブロック」を中心とした対策であるのに対し、
Active! zone SSは 「安全に確認してから利用できる」 仕組みを提供している点が大きな違いです。
これにより、完全に防ぎきれない攻撃に対しても、ユーザーが安全性を確認したうえで利用できるため、
より実用的で確実なメールセキュリティを実現します。

Active! zone SSは、「検知」「ブロック」「可視化」という三位一体のアプローチにより、
ユーザーが安全に判断できる環境を提供し、
これからのメールセキュリティに求められる新しい防御モデルを実現します。

もっと詳細な比較資料はこちら

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運用方法を知る

実際の運用イメージのご紹介

運用方法と設定例

Active! zone SSは、企業の利用シーンや業務内容に応じて柔軟に設定でき、日常のメール利用の中で無理なくセキュリティを強化できます。
ここでは、実際の業務を想定した活用例と設定例をもとに、どのように運用できるのかをご紹介します。

活用部署・シーン 活用例(実際の業務) 設定例 利用時の状態・効果

全社(基本運用)

社員が日常的に
取引先から資料を受信

すべての添付ファイルを自動分離 / Excel・Wordのマクロ自動除去 / HTMLメールをテキスト化 / 送信元国名を表示

添付ファイルは直接開かれず安全な状態でプレビュー表示されるため、怪しいメールを開く前に判断でき感染リスクを防止

経理部門

請求書・振込依頼
メールの対応

Zipファイルを自動展開(パスワード付き含む)/ 添付ファイルを画像化表示 / 外部送信元に警告表示

開封前に内容を確認できるため、不正な振込指示やなりすましメールに気づき誤送金を防止

一般社員

業務資料や契約書の確認

添付ファイルはダウンロード前にプレビュー表示 / 危険ファイルは警告またはブロック

「開く前に確認」が標準化され、誤クリックによる感染リスクを低減

情報システム部門

全社のメールセキュリティ管理

部門ごとにポリシー設定 / ログ取得(操作履歴)/ 不審メールの追跡・分析

ユーザー依存から脱却し、統制された運用と迅速なインシデント対応が可能

セキュリティ強化企業

未知の攻撃・
高度マルウェア対策

サンドボックスを有効化 / 添付ファイルを自動解析 / 疑わしい挙動を検知

従来の検知をすり抜ける未知のマルウェアも検出し、感染前にリスクを排除

リモートワーク環境

社外からのメール利用

全メールに分離・可視化適用 / 危険ファイルのダウンロード制御

社外でも同じセキュリティを維持し、端末依存のリスクを低減

教育に依存しない運用

セキュリティ教育に
頼らない運用

分離・無害化を強制適用 / 危険操作前に確認画面表示

ユーザーの知識に関係なく安全な行動が自然に実行される

Active! zone SSは、業務シーンごとに柔軟に設定を適用することで、
日常のメール運用を変えることなく、ユーザーの操作に依存しない安全な利用環境を実現します。

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ご用意しています。

とりあえず話を聞いてみたい方

不明点や不安な点について
ご相談いただけます。

実際の運用を試してみたい方

トライアル環境にて実際の画面や
運用方法をお試しいただけます。

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